白樺のチカラ シリーズ
2013年05月28日
そもそも「免疫力」って?基本を知ろうーその1
現代はストレスの時代などといいますが、より正確には、「ストレスをなくすために便利に進化して、行き過ぎてしまった時代」ではないでしょうか。ストレスな生き方を求めて完成した社会が今度は別のゆがみを生み出しているわけです。日常生活が、体の生命活動を総括する自律神経の活動に直接影響を及ぼします。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの系統から成り立っています。呼吸、心拍、血圧、体温等を保って、私たちの生命維持のためにはたらく神経です。交感神経は、主に、昼間の活動時や運動時に活発化します。副交感神経は、交感神経の逆で、主に夕方から夜にかけてはたらきます。休む時や食事をした時に活性化します。交感神経と副交感神経は、通常は拮抗関係にあります。シーソーのように、一方が優位にたてば、片方がひっこむという具合に、交互に活発化して体にはたらきかけているのです。そしてその変化に連動して、免疫システムをつかさどる白血球も状態をつねに変化させています。免疫力とは、「ウイルスや病原体などの外敵から体を守る防衛システム」のこと。「血液中の白血球のはたらきによって、病気から体を守る自然治癒力」といえばわかりやすいでしょうか。 by こんぴら天狗
2013年05月21日
『病気の9割」は生活習慣で防げる。
最近の人間ドッグの結果をまとめた調査によると、なんらかの異常があると診断された人が、40代ですでに87%以上。しかもこの数字は、年齢が上がるにつれてさらに上昇しています。また、日本人の死亡原因の調査では、全体の3分の1はガン、3分の1は心臓や血管等の病気です。不慮の事故や老衰で亡くなっている人は、全体の1割にも満たないのです。いいかえれば、残りの9割は、食べ物や生活習慣などの改善によって避けることが出来る、つまり、自分で予防できるはずではないかといえます。しかし、実際には病院に入院したり、寝たきりだったり、介護が必要な状態だったりと、大半がなんらかの病気を抱えているのが実態です。だからこそ、自分自身で病気にならない生き方をしっかり学ばなければならないのです。病気を寄せ付けない体ずくりをするためには、1.よい腸相を保つ 2.抗酸化物質の豊富な食事を摂る 3.活性酸素・過酸化脂質を抑える生活を心がける 4.悪いものを排除する意志をもつ 5.ビタミン・ミネラル・酵素の補充と腸内環境をよくするサプリメントを摂るの5点を守ることです。そして、1.正しい生活習慣 2.よい水と食事 3.適度な運動と正しい呼吸法 4.心の充実(幸福感、プラス思考) 5.笑いのある生活これらすべてがそろってこそ、健康と長寿を手に入れることが出来るのです。誤った食事や生活習慣は、5年10年を経て病気を引き起こします。何気ない日常の営みだからこそ、自分で責任をもって選択することが、病気をしない体につながるのです。 by こんぴら天狗
2013年05月15日
免疫力ーあなたは「もっと健康になれる」
多忙な現代人の日常は緊張の連続で、無意識のうちにストレスが積み重なっています。のちほど詳しく解説をしますが、ストレスは、健康にとって大敵です。現代人の多くが何がしらの体の不調を抱えながらすごしているのは、免疫力が低下しているために他なりません。心配事を抱えていたり、仕事が忙しくくて睡眠不足の状態を続けていたりすれば、体に過剰なストレスがかかり、それが引き金となって免疫力が低下してしまうのです。「免疫力の低下は、万病の素」だということを覚えておいてください。安易に薬に頼るのではなく、体が発するサインを敏感に感じ取り、その原因を突き止めることで回避する。そうすれば病気は寄り付かなくなるのです。ポイントは「生き方」と「食事法」。共通のキーワードは「バランス」です。誰でも、行動にパターンやクセがあります。ついつい無理しすぎる人、反対にダレ始めると際限がない人、フットワークの軽い人、どっしりと腰が重い人・・・。食生活の偏り、よく噛まずに食べる、定期的に大酒飲み・大食いになるなど、悪い食事の習慣も無意識に身についているものです。まずは、自分の生活パターンを徹底的にに見直してみましょう。 by こんぴら天狗