by こんぴら天狗
白樺のチカラ シリーズ
2013年06月25日
「曇りの日にアップテンポの音楽を聴く」効果。
無理をしすぎても、ラクをしすぎても病気は起こります。ですから私たちは、自分の体が発するサインに敏感にならなくてはいけません。どんな事柄が体の不調と関連しているのか、自律神経を揺さぶる原因となるのか、感性を研ぎ澄ませてください。たとえば大気圧です。唐突なようですが、晴れの日は比較的気分がよく、反対に雨の日はなんとなく気が沈むということは、誰でも多かれ少なかれ覚えがあるでしょう。それは極めて感覚的な話にすぎないと考えられてきました。ところが天候の変化、いいかれば空気の濃淡と白血球の状態には、相関があることがわかってきました。天気がよくなると顆粒球が増え、天気がわるくなるとリンパ球が増えるのです。その理由は、高気圧と低気圧のメカニズムにあります。高気圧は、北の寒いところで発達して徐々に南に下りてくるため、冷たく重い、そして酸素を多く含んだ空気をもたらします。酸素が多いことで、私たちは興奮し、脈が速くなり、元気が出るのです。対する低気圧の動きは、台風にみられるように、南の暖かいところで発生して次第に北上します。上昇気流で軽くなった空気には酸素が少なく、私たちの体は休息状態に傾き、興奮が抑えられて脈が遅くなります。大気の状態が自分の体調や気分にかかわってくるという感覚をもっているかいないかで、自分の感情コントロールが変わってくるのです。
by こんぴら天狗
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