白樺のチカラ シリーズ
2014年02月25日
「アレルギー症状」には乳酸菌が効く
人間の体は、ある意味では病気をするようにできているものです。「病気に弱くなっている」といってもいいかもしれません。なぜなら病気は、誰もがつい犯しがちな生き方の間違いに警鐘をならし、私たちにそのことを気ずかせてくれる貴重なサインだからです。では、病気になる人とならない人の差はどこにあるのかというと、そのサインをすばやく感じ取れる、バランスのよい体ずくりができているか否かです。つまり、心身の異常を訴えて病院にやってくる患者さんは、サインに気ずかなかった人、あるいは気ずいたが生活の軌道修正をしなかったか、生き方の改善に失敗した人といっていいでしょう。耳鼻科の疾患というのは、その多くが粘膜にかかわるものです。粘膜というのは、体内にありながら外界と接してる臓器で、重要な免疫機構であることはよく知られています。現代人は粘膜が非常に弱くなってきています。アレルギーや花粉症の患者さんが増える一方なのはそのためでしょう。ちょっとした寒暖の差で鼻水がでるといった、血管運動性鼻炎の人が増えてきています。粘膜の状態を正常に保つには、免疫のバランスと日々の食事がものをいいます。そして粘膜を強くする方法の1つが、腸内の乳酸菌の力を高めることです。乳酸菌は、腸の活動や免疫の場を整えるのに欠かせない存在です。しかし、難しいのは、外からただ乳酸菌を取り入れただけでは、おなかに定住してくれないことです。自身のおなかの中の乳酸菌を増やさないと意味がありません。 by こんぴら天狗
2014年02月18日
病気は「治すのではなく防ぐ」
病気の予防を第一に考え、西洋医学の常識にとらわれずに生活習慣を改善することで免疫力・自己治癒力を向上させることができます。では、病気のもとをつくらないようにするにはどうしたらいいかというと、基本的には養生・摂生です。野菜をたくさん食べろとか、運動しろ、ストレスをためるな、タバコを吸うななどといった、優等生的な生き方です。バリエーションはいろいろあるでしょうが、人間の治癒力を決定する要因は、正しい食生活、適度な運動、心身のリラックスの3点に尽きると思います。実際、そうしたことを守れば守るほど、病気が発生する可能性は低くなることがデーターからもわかっています。ポイントを押さえて自分にあったやり方で生活を改めるだけでも、状況はグンと変わってきます。健康維持のために特に重要なのが腸内免疫とそのはたらきを助ける腸内細菌です。腸内細菌の影響は腸内だけの問題ではなく、全身の免疫にかかわってくる重要事だからです。よい菌を増やせば免疫力は向上します。腸内環境を改善する乳酸菌に、ガンの再発予防や転移予防に高い効果があるとおもわれます。私たちの体には、頼もしい免疫細胞が大量に備わっているのです。自己治癒力を上げない限り、どんな病気も根治できません。免疫細胞があるのですから、それを十分に活かす生き方をするのが、完治への近道だと思います。 by こんぴら天狗
2014年02月04日
「免疫細胞が元気になる」生き方をしよう。
どんな病気もその症状の軽重にかかわらず、無理やストレスがたたって起こっているもの。不健全な生活習慣を続けていれば、体がおかしくなるのは当然です。免疫細胞に元気がなくなり、病原菌やウイルスの増殖を許してしまうからです。そもそも私たちの免疫力・自己治癒力は、ガン細胞にも負けない強さを秘めています。ところが、実際にはガンが勝ってしまう。免疫細胞が十分に力を発揮できていないためです。生活習慣病というのは、自分の免疫力を低下させるような生き方を10年も20年も続けてきた結果の現れです。ですから、特別視されがちなガンも、生活習慣病の1つなのです。生活習慣を改めて、自分自身の免疫細胞を元気ずけるような生き方をすれば、ガンの再発防止や進行遅延は不可能なことではないのです。メンタルな要因も、免疫力を大きく左右します。患者さんが希望をもった瞬間、NK細胞が活性化することは少なくありません。
by こんぴら天狗
by こんぴら天狗