by こんぴら天狗
白樺のチカラ シリーズ
2013年06月04日
そもそも「免疫力」って?基本を知ろうその2
白血球にはいくつかの種類がありますが、そのうち免疫に主としてかかわるのが顆粒球とリンパ球です。白血球の95%をこの2つが占めていることになります。健康体の場合で、全体の約60%を顆粒球が約35%をリンパ球が占めています。自律神経の動静によって、交感神経が優位になれば顆粒球が増加し、リンパ球が減少する。逆に、副交感神経が優位になればリンパ球が増加し、顆粒球が減少する。顆粒球は、侵入した細菌のところへ飛んでいき次々と処理する、行動派。対するリンパ球は、じっと待つ派。自分が動くのではなく、抗原を察知すると、その活動を抑える「抗体」をつくり出して異物を退治します。ちなみに、「一度かかった病気は免疫ができるから再発しない」と思われがちですが、これはリンパ球の抗体反応が起きた時のみの話ということになります。自律神経の揺れは、健康な人にもつねに起こっていることですが、」健康な状態では、両者は互いに均衡を取り合っています。しかし、どちらか一方に極端に偏ったり、あるいは偏った状態が長く続く時、私たちの体にさまざまなトラブルとなって現れてきます。
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