白樺のチカラ シリーズ
2013年08月27日
「善玉菌を増やす」腸内環境をつくろうPART−1
腸内細菌は、その性質や機能によって、善玉菌、悪玉菌、日和見菌という3つのグループに分けられます。善玉菌は有用菌ともいわれます。強い抗酸化酵素を含み、体を健康に保ってくれる、文字通り体に有益な菌です。乳酸菌やビフィズス菌などが、善玉菌の代表格です。反対に、悪玉菌は有害菌であり、ウエルシュ菌などがそれです。悪玉菌に含まれる強い酸化酵素は、未消化の肉類や乳製品などのたんぱく質を腐敗させて毒素を発生させ、免疫力の低下や老化を促進します。善玉菌が増えると腸の調子がよくなるほか、免疫力が向上し、病気にかかりにくくなるなど、多くのメリットがあります。逆に、悪玉菌が優位な状態では、腸の調子が悪くなって悪臭ガスが発生し、肌や髪からツヤが失われるばかりか、生活習慣病のきっかけになることも少なくありません。ここで誤解のないようにしてもらいたいのですが、悪玉菌も決して不要なわけではありません。健康な人の腸内にも、悪玉菌は棲んでいます。悪玉菌には外敵菌から腸を守るという大切な役目があり、私たちの体に不可欠なものなのです。悪玉菌は、そもそも弱い病原性しかもたないので、健康な時には免疫力で抑えていられるのですが、加齢による免疫力低下やストレスによるダメージが引き金となって、病原性を発揮するのです。 by こんぴら天狗
この記事へのコメント
コメントを書く