白樺のチカラ シリーズ
2014年03月27日
病呼ぶ完全主義となまけもの
リンパ球人間、顆粒球人間は、それぞれどんな人生シーンを生きるのでしょうか。リンパ球人間は、がんになりにくく長生きする傾向がありあす。一気に集中するよりも持続する力がまさっているでしよう。まわりによく気が配れる高感度人間といわれるでしょう。脈は遅く、下痢気味で、アトピーや気管支喘息のようなアレルギーに悩むことがあるでしょう。風邪が重く、虫に刺されると腫れがひどく、漆にもかぶれやすいでしょう。顆粒球人間は、ものごとに熱中して我を忘れることが多いでしょう。仕事は完全主義で何もかも抱え込んでしまう傾向があるでしょう。脈が速く、便秘気味でしょう。粘膜破壊による病気である歯槽膿漏、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、痔などにかかりやすいでしょう。また、がんにもなりやすいでしょう。リンパ球人間だと自己診断した人は、リラックスしすぎに注意したほうがよいでしょう。からだを動かし、甘いものをたっぷり食べるのはひかえたほうがよいでしょう。反対に顆粒球人間だと自己診断したなら、完全主義と気負いをやわらげる努力をしたほうがいでしょう。 by こんぴら天狗
2014年03月19日
病気とはふだんの行いが起こすもの
「病気とは何ですか?」という素朴な問いに対して、私は「病気とはその人の行いが原因で起こるものです」、あるいは「進化する過程で手に入れた機能を使いすぎるとき、または使わない過ぎるときに起こるものです」と答えます。現代人を悩ませている難病は、遺伝子の異常や外部からのウイルス等に原因があるのではありません。バランスシステムの限界を超えるストレスから起きているのです。長い間続く深い悩みや働きすぎによるストレスが、自律神経系というバランスシステムノ限界を超えて加わったときに起こる、システムを構成しているモノの暴走が原因だったのです。からだの中を自由自在に動き回っている白血球は、他のあらゆる臓器と同様に自律神経の支配を受けています交感神経が優位になると顆粒球が活発化します。盛んに分裂して増えます。反対に副交感神経が優位になるとリンパ球が活発化して増えるという関係にあります。そして病気の原因は、バランスを失して増えすぎた顆粒球、リンパ球が私たちの生体に好ましくない攻撃を加えていたことにあるのです。これらの関係と動きが私たちの人生の物語をつくりだし、その中に喜びや苦しみがありあす。病気はまさにこの人生のシステム、物語と関係しています。人生システムの狂いは、私たちの意志で変えていくことができます。反省して生き方を修正する。これが病気に対処する有効性のある態度なのです。
by こんぴら天狗
by こんぴら天狗
2014年03月13日
リンパ球人間と顆粒球人間がいる
血液を調べると、健康な状態では1マイクロリットル(1立法ミリメートル)中に5000〜6000個の白血球があります。白血球の主な種類はリンパ球と顆粒球です。健康な状態で調べると、顆粒球は白血球の60%を占めています。リンパ球は35%を占めています。この顆粒球とリンパ球が、あなたを病気から守っています。顆粒球は細菌のような大きな敵を食べることで退治し、リンパ球はウイルスのような小さな抗原に対して抗体を送り出して退治しています。じつは色白ぽっちゃりの人は、リンパ球が優位の人で、色浅黒く精悍な人は、顆粒球が優位の人なのです。リンパ球人間はリンパ球が40%くらいの人、顆粒球人間は顆粒球が70%くらいの人と考えていただくといいでしょう。それが気質と関係している秘密は自律神経にあります。リンパ球人間、顆粒球人間を自律神経の観点からいいかえると、それぞれ副交感神経優位人間と交感神経優位人間ということになるのです。リンパ球も顆粒球もわれわれの身体の部分、つまり構成しているモノですが、交感神経、副交感神経はシステムです。つまり、自律神経系というシステムの傾向が気質を形ずくっていたのです。 by こんぴら天狗